【報告】宮城・福島へボランティアに行ってきました。
2014年3月12日から、仙台市の東北別院と福島県相馬市の仮設住宅において開催された本山(真宗大谷派・東 本願寺)ボランティア委員会主催のボランティア研修会と「炊き出しと足湯、念珠つくり」に参加してきました 。 今回で4回目になるこの研修会は、本山が全国各教区の災害時のボランティア体制を確立するために、各教区 から1名つづ代表を派遣し、「真宗とボランティア」に関する基調講演と被災者の方、被災者支援NPO、被災寺院 の住職などのお話を聞くことと、実際に仮設住宅においてボランティア活動を実践するという研修会でした。 基調講演は、大谷大学の木越康先生が親鸞聖人の教えと災害時の被災者支援などボランティア活動について大 経や和讃などを引用しながらお話をいただきました。その後、福島県の原発事故で被害を受けられている方、そ れを支援する現地のNPOの方、保養の支援をしている寺院の住職、被災をされた寺院の住職、阪神・淡路大震災 で被災をされた寺院の住職などのお話をお聞きしました。 ボランティア活動での実践は、福島県相馬市の仮設住宅での「炊き出し」と「足湯」、「念珠つくり」を行ってきました。震災から3年が経過し、仮設住宅での生活も長期間にわたっています。また、特にこの地域 は原発事故により避難を余儀なくされている方々でもあります。そんな中で、人と人のふれあいやコミュニケー ションのための機会として「炊き出し」と「足湯」、「念珠つくり」がどこの仮設でも喜ばれているとのことで す。また、ボランティアが激減する中で、少しでも現地に足を運ぶボランティアが重要になってきています。 その後、津波被害の大きかった地区などを視察し、復興仮設商店街などで買い物もしてきました。 真宗大谷派では、私たちの岡崎教区は、愛知県東部から静岡県が地域ですから南海トラフ、東南海地震の被害 が大きいと予測されている地域でもあります。災害時のボランティア体制を少しづつでも確立していきたいと、 あらためて思いました。 真宗大谷派ボランティアブログでも紹介されています。 ( http://ameblo.jp/v-saigai-otani/entry-11799785117.html ) 【現地への支援のお願い】 ■水の支援 宗派では、原