【お知らせ】報恩講のご案内(11月8日、9日)
今年も報恩講をお勤めいたします。 例年通り、11月8日午後、9日午後に報恩講をお勤めし、9日の午前は「子どもの報恩講」をお勤めします。みなさまお誘いあわせの上ぜひ、ご参拝ください。(詳細は、興蓮寺通信に掲載【下方】) 11月 8日(土) 13時30分 勤行 法話 和田純悟師(一色・長壽寺) 法話後 御傳鈔上巻拝読 9日(日) 10時~ 子どもの報恩講 13時30分 勤行 法話 青木 馨 師(碧南・蓮成寺) 9日には「お非時(ひじ)」があります。「お非時」は「お斎(とき)」ともいい、法要にお参りされた方々を食事で接待することです。 興蓮寺では、毎年ご門徒の皆さんが寄進された新鮮なお米や野菜等で心をこめて調理いたします。せっかくの機会ですので、お参りの節は本堂下の広間で是非召し上がって行ってください。 「報恩講(ほうおんこう)とは」 ◆私達は、毎年ご先祖の命日が来ると祥月命日(しょうつきめいにち)の法要を勤めますが、真宗門徒は自分の先祖だけでなく、真宗の宗祖 親鸞聖人(しゅうそしんらんしょうにん)の祥月命日の法要を、特に報恩講(ほうおんこう)といって大切にしてきました。 ◆この報恩講は、京都の真宗本廟(しんしゅうほんびょう=東本願寺)では毎年十一月二十一日から二十八日のご命日まで八日間勤められ、この前後に全国各地の真宗寺院で勤められます。また、寺の報恩講の前後に家庭や地域で勤める報恩講を「ご引上」または「お取越し」と言います。(ごいんじょう・おとりこし) ◆「報恩講」の講とは、同じ願いを持つ人々の集まりであり、報恩とは親鸞聖人のご恩に報いるということですが、報には知らせるという意味もあり、私たちが日々頂いていながら気付かないでいる大きなご恩の世界を知らされるという意味があります。宗祖の恩、仏法の恩、そして様々な恩を知り、その恩に報いるような人生を歩みたいという願いが「報恩講」という名にこめられているのです。 ◆ことしも報恩講の季節となりました。この一年、興蓮寺によく足を運ばれたご門徒はもちろんのこと、なかなかお参りするご縁がなかった方々は、どうかこの機会を逃すことなく、ぜひとも当山の報恩講にお参りくださいますようご案内申し上げます。