【お知らせ】祠堂法要(4月11日、12日)
興蓮寺祠堂法要を4月11日(土)、12日(日)にお勤めします。 11日は鶴見榮鳳先生、12日は、稲前恵文先生が法話をいたします。また、12日には「お非時」(昼食)もありますので、ぜひお参りください。 ■日時 4月1日(水)10時から おみがき奉仕 祠堂法要のために本堂の仏具を磨きます 4月11日(土)1時半 勤行 法話 鶴見 榮鳳 師(願正寺 桝塚町) 4月12日(日)1時半 勤行 (お非時あり) 法話 稲前 恵文 師(本光寺 青野町) ■祠堂法要とは 「祠堂(しどう)をあげる」とか「永代経(えいたいきょう)をあげる」というのはどういうことですか?と尋ねられることがよくあります。 これは、寺が大切に護持され、経典が末永く受け継がれて仏教が広まっていくことを願い、寺に金品を寄進することです。寺では、納められた祠堂金を別会計で積立てておき、本堂や庫裡の修理、仏具の購入等、将来の大きな出費に備えます。 そして祠堂をあげてくださった方がお申し出になった法名を法名軸に記して読経し、そのあと法話を聞く仏事を祠堂法要または永代経法要といいます。興蓮寺では4月11・12日と9月11・12日に祠堂法要を勤めています。 つまり、「亡き人の法要を永代勤める」という形をとりつつ、私たちが共に本願念仏の教えを聞くご縁をいただき、仏法の相続と寺門の興隆に寄与するというのが祠堂経です。祠堂をあげて頂く時期や金額に特にきまりは有りません。お葬式の直後でも、何年か後でも結構です。 しかし、「永代供養」と混同して「我が家にはちゃんと跡継ぎがいるから祠堂をあげなくても良い」とか「祠堂をあげたから、家ではもう法要は勤めなくても良い」と言う人がいますが、これは誤解です。各家庭で法要を勤めても勤めなくても、自分のため、みんなのため、亡き人のため、寺のため、仏法のためにするのが祠堂経です。もちろん、生きているうちに自分の祠堂をあげるということも出来ます。どうぞご寄進くださり、興蓮寺と深いご縁を結んでくださいますようお勧め申し上げます。 不明な点がありましたら遠慮なくお尋ねください。 興蓮寺住職記