【お知らせ】子どもと親の報恩講(11月4日)

 毎年、11月にお勤めしております興蓮寺の報恩講は、今回11月4日(祝日)子どもの報恩講、8日(金)大逮夜、9日(土)結願日中という日程になります。今年もぜひこのご縁にお会いいただきますようお願いいたします。

 11月4日に、「興蓮寺子どもの報恩講」をお勤めします。今年は、お父さんお母さんお祖父さんお祖母さんも一緒にお勤めして、楽しめるように「興蓮寺子どもと親の報恩講」という題にしました。
  おつとめは、夏の子ども会「キッズカフェ」で練習したお友達や毎年、子どもの報恩講に参加してくれているお友達、初めてのお友達も一緒に、正信偈(しょうしんげ)をお勤めします。
 その後、報恩講(ほうおんこう)とは、親鸞聖人(しんらんしょうにん)の法事ですので、親鸞聖人のお話をします。
  また、今回は、子どもお父さんお母さんも一緒に楽しめる「ら・びーた」さんによるコンサートを開きます。 今年春と夏に、東日本大震災、原発事故で外で遊べなくなったり不自由な生活を余儀なくさせられている福島県や茨城県から子どもたちを保養として、真宗大谷派岡崎教区や三河別院で招待をしました。その際に、一緒にボランティアとして関わってくださったのが、「ら・びーた」のみなさんでした。せっかくのご縁ですので、今回「子どもと親の報恩講」で歌っていただくことになりました。
 楽しい行事ですので、ぜひ、お友だちや、お父さんお母さん、おじいさんおばあさんも一緒にお参りに来てください。会場は、興蓮寺本堂(岡崎市亀井町2-34)です。HPの興蓮寺の紹介の頁に地図がありますのでみて下さい。


11月4日(祝日)
13:00  受付
13:30  おつとめ  おはなし
14:30  コンサート
15:15  おたのしみ
15:30  おわり  
 今回歌っていただくのは、「ら・びーた」という三人グループです。この方々とは、興蓮寺若院が行っております東日本大震災のよる原発事故で被害を受けた子どもたちを愛知県に呼んで、保養をしてもらうという活動でご縁をいただきました。

 3月と8月には三河別院や各地のお寺で保養をおこなった「おいでんプロジェクト」では、興蓮寺のご門徒の方々にもご寄付をいただきました。ありがとうございました。
また、先日も愛知県被災者支援センターの主催した、愛知県に避難されている方々の元気回復事業「元気プロジェクト」で「手作り念珠」をさせていただきました。
 おいでんプロジェクトのHP児童教化連盟のHPに報告が記載されていますのでご覧ください。



「ら・びーた」プロフィール

  東日本大震災、原発事故がなければ出会わなかった、分野も環境も違う3人が「ら・びーた」(伊語でいのちの意味)というトリオを2012年5月に結成。同年8月より幼稚園や、里山、保養プロジェクト、産院などで演奏とメッセージを伝えている。

 歌 竹内支保子
 東京藝術大学卒 藤原歌劇団(雄谷支保子の名前で所属)岡崎音楽家協会 所属震災時は茨城県在住。第2子妊娠初期だったため、原発事故後3日で自主避難。1年の母子避難を経て、夫と子供達と共に昨年岡崎に引越してきた。自分に出来ることは何かと模索中、1つの出会いからものすごいスピードで素敵な方たちとのご縁が広がり、現在子供たちを守るべく活動中。

トロンボーン 高野雅夫
 名古屋大学環境学研究科准教授3・11以降たびたび福島を訪れ、放射能と共に生きると言うことの意味を考え続ける。私達の心のありようを根底から変えなければならないということに思い至り、音楽と共にメッセージを伝える活動を始めた。トロンボーンは中学のブラバンから。

ピアノ 浅井友愛
 自然、命、子どもをテーマに音楽、アートからの表現活動を提案する「P.A.F企画」主宰。原発事故以降、放射能が子どもたちに及ぼす影響を危惧して、活動開始。現況にはなかなか難しいこともあるが、この間新たな素晴らしい人々との出会い、子どもを守る為のグループによる取り組みを通して「みんな守られている、きっと大丈夫」という思いを強めている。