【お知らせ】9月11日、12日 祠堂法要(しどうほうよう)

9月11日、12日の両日、祠堂法要(しどうほうよう)を厳修いたします。
みなさま、誘いあってご参拝ください。

■日時■

  9月11日(水)午後1時半
  法要
  法話 稲前 恵文師(青野・本光寺)

  9月12日(木)午後1時半
  法要
  法話 青木 馨 師(碧南・蓮成寺)

■場所■

 興蓮寺本堂(二階)

   ■「祠堂法要とは」■
  「祠堂(しどう)をあげる」とか「祠堂経(永代経―えいたいきょう)をあげる」というのは、寺が大切に維持されて、お経の心が末永く受け継がれていくことを願い、寺に寄付をすることです。納められた祠堂金は、経常会計とは別に積立て、本堂や庫裡の修理、震災や風水害等、将来の大きな出費に備えます。そして祠堂をあげてくださった方がお申し出になった法名を法名軸に記して読経し、そのあと法話を聞く法要を祠堂法要とか永代経法要といいます。興蓮寺では四月十一・十二日と九月十一・十二日に祠堂法要を勤めています。
 つまり、亡き人の法要を永代勤めるという形をとりつつ、私たちが共に真宗の教えを聞くご縁に会い、それによって寺が護持されていく、というのが祠堂経の大きな意義なのです。祠堂をあげて頂く時期や金額に特にきまりは有りません。お葬式の直後でも、何年か後でも結構です。
 けれど、他宗でよく言われる「永代供養」と混同して「我が家はちゃんと年忌を勤めるから祠堂をあげなくてよい」とか「祠堂をあげたから、あとは寺にまかせて、家ではもう法要は勤めなくて良い」と言う人がいますが、これは誤解です。各家庭で法要を勤めても勤めなくても、自分のため、みんなのため、亡き人のため、寺のため、仏法のためにするのが祠堂経です。もちろん、生きているうちに自分の祠堂をあげるということも出来ます。どうぞご寄進くださり、興蓮寺となおいっそう深いご縁を結んでくださいますようお願い申し上げます。不明の点がありましたら遠慮なくお尋ねください。
 興蓮寺住職記